駆動系を見直す(延長戦)

さて、結果がまだですよね



まずは机上での考察

ガタは排除されたので片持ちでもかなり安定した走りになりそう(特にコーナリング)

内部ギアの動きも無駄がなくなったので駆動ロスは少なそう?・・・・???




そう、ベアリングにするとフリクションが減るのは素材同士の(動)摩擦抵抗が大きい場合に限ります。

ミニロボのギア(POM)はもともと自己潤滑性能が高いので、ノーマルのままでもかなり抵抗なく回ることができます。(気がする


実は、ベアリングにしたほうが回転抵抗が大きいのではないか疑惑( ゚д゚)

→ベアリングの特性による

→駆動系が軽すぎて性能が出ないのではないか

→さすがにそんなことはないか・・・


中間のギアを加工してブッシュを作成し、ギアボックス外側の軸受に埋め込むとか、

オイレス工業やNTNにあるような無給油タイプの軸受でもいいのではないかと思っています。



入手のしやすさでいけば真鍮もよさげ。(ただし摩耗は早いかも)



ミニロボの足回りに関しては、ベアリングが最強一択というわけではないような気もしているので、いろいろな素材や最新の加工技術で作られた軸受素材も研究してみる価値はありそう。







”駆動系を見直す”と言っても、ベアリングにすることだけが見直しポイントではないので、

その他に以下の点に注意してみてみると新しい気づきがあるかもしれません。


・ケース単体での嵌合(左右できっちりはまるかどうか)

・ギアの噛み合わせ1:全ギア同士のバックラッシュ確保

・ギアの噛み合わせ2:噛み合いがギアの幅全部かどうか

・正転、逆転でギアの引っ掛かりはないか

・ファイナルギアのガタはどれくらいか

・モーターで回転させてみてブレはどれくらいか

・回したときの音の違いはあるか

・超低速でもスムーズに回るか

・グリスを塗りすぎていないか

・そもそも本体を軽量化してギアボックスへの負担を減らそう



特に、

ギアを保護するためにもグリスは必要ですが、粘性があるので抵抗にしかなりません。

適量というのが難しいですが、回転させて飛び散る量が多ければ多すぎると思います。


特に、飛び散ったグリスはただのホコリ集めにしかならないので拭き取ってしまっても問題ないと思います。 残しておいてもギアにはもう戻りません(^^)


きちんと(素組ではなく)組み付けできるなら、グリスを塗らないという選択肢もありだと思います。

フッ素樹脂やシリコンスプレーのみでもいいのかも。

LPのレコードスプレーとかも使えそうです(ミニ四駆技)



何か素人でもできる表面加工があればよいのですが・・・







今回のベアリング化ですが、もともとファイナルギアのガタツキをなくすために考えたものなので、走行抵抗の大小は二の次で進めていました( ゚д゚)

(だってベアリング最強でしょ理論)



まぁ、ところがよく考えてみると、そこまでしなくてもメタル軸受けやエンプラの軸受でも十分というかむしろそのほうが良かったりして♪ということに気づき(だいぶ遅い



走行性能重視で考えたらまだ沢山の選択肢があるので、

この話は終わりがなさそうです。




部分最適よりも全体最適を考えて改造していきましょう(主に俺







#まだ続きそうな予感しかない

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