まず初めに実車の話
実物のクルマのエンジンの搭載位置を10mm下げるという話ですが、
検証の結果、約10mmほどの搭載位置ダウンが可能なことが分かりました。 10mmダウンさせることで0.8%の荷重移動量減少により 概ねリアタイヤのグリップ力が約1.0%アップに相当すると考えられます。
実車の10mmはミニロボの・・・1mm以下ですよねきっと
たった10mm。されど10mm。
ミニロボで1mmオーダーの精度を求めるのはちょっと大変ですが、ものが小さいだけに実はシビアなんです。 ただ、リモートコントロールなのでその違いに気づきにくい(目で見えるくらいの変化がないと)のでついつい疎かにしがちですがーーー
そして、加工精度をそこまで高められないという。。(けっこう難しいです)
なんならコーナーウェイトも考えないとダメなのかもしれません(変化に気づけないけど)
電池もどこまで下げるべきか悩ましいです。 コートに擦るのはちょっといやですが、どうせ下げるならぎりぎりまで下げてみたいし、でも整備やメンテナンス性は落としたくない。
かなりたくさんのパターンを試してみましたが、実際に使えそうなレイアウトはそんなに多くなさそうです。
幅広で設置の自由度が上がっても、重たいものは中心に置きたいですよね。
特に前後の重量配分は操作性に大きく影響するので、ミリ単位で調整してもいいのかもしれません。
(実際にはユニバーサルプレートの穴の位置に左右されていそうですが)
また、先日の大会で、軽いことによる不利な場面も多々あったので、ある程度重量があってもいいのではないかと考えています。
できるだけ軽く作って、重りで重量配分を最適化するのがベストです。
サスペンションがないのでロールセンターもなにもないですが、Z軸上の重心位置は重要なので、できるだけ低くしておきたいと思います。
操作がうまくなれば、もっと微妙な違いに気づいて改善する方法があるかもしれません。
まずは前後位置にこだわって、そのあとどれだけ下げられるか考えてみよう。
minirobo tech lab.
minirobo technical laboratory略してミニテク ミニロボをもっと身近に、もっと楽しく、そしてミニロボでもっと学ぼう!をテーマに、ミニロボの面白さを発信していきます!
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