ねじねじの話です。
ミニロボは道具を使いこなすための練習にもなります(普段は使いませんが)
道具を使える数少ない動物代表(ちょっと違う)としてもドライバーくらいは使えるようになっておきたいです。 押し8、回し2と言われるように、回すよりネジに押し付ける力を多くすることでナメてしまうようなことはなくなります。
(ナメてしまったネジはすぐに新しいネジに交換しましょう)
で、本題
純正のネジはこちら
小ねじ類の中の、なべネジ(ナベ小ねじ)と呼ばれるタイプのネジです。 0番のプラスドライバーで回しますが、ネジのサイズはM2x4mmというものです(たぶん)
*実寸は1.7mmx3mm程度なんですけどーーーーー (M1.7は極小ネジです)
家具を組み立てるときによく見るのは皿ネジですね。
ボルトだったりネジだったりビスだったりいろんな呼ばれ方をしていますが、解説を見つけました。
ボルト類において一番多い質問で「ねじ」と「ボルト」の違いが何かという事があります。JISではボルトの事を「一般にナットと組んで使われるおねじ部品の総称」としています。当然例外もありますが、ボルトもねじという大きな概念の種類のうちの一つと考えておけば間違いないでしょう。
小ねじ類が比較的小さなものが多いのに対してボルト類は大きなネジを必要とされる場合に使用される事が多く、中には人の手で持ち上がらないくらい大きなボルトもあり、建設にはかかせないネジになっています。
ネジ(総称)ということで間違いなさそうです。 ひらがな表記かカタカナ表記か悩ましいですが、、カタカナで統一しておこう。
ネジには規格がある(ミリやインチなどきりがないほどありますが)ので同じものを入手することは比較的簡単ではないかと思います。
ミニロボに同梱されているネジは磁石にくっつくので鉄でできています(たぶん)
ちりつもで重さを感じます。
ねじは相手のナットがあってこそ意味があるので、ナットも載せておきます。
M2サイズのナットです。
ナットもさまざまな種類があります。
ミニロボではあまりにもたくさんのネジを使いますよね! 全部嵌め込み式にしてほしいです (違
袋に入れて持ってみると意外とずっしりくるので、これも軽量化の対象でしょう。 ラジコンやミニ四駆でも定番の改造だと思います。
ですが、M2サイズのチタン製ネジなんて・・・1本100円とかしますよ・・・50本は欲しいですよね(||゚Д゚)ヒィィィ!
でもヨダレの出る性能ですw 材質解説
そこでエンプラ(エンジニアリングプラスチック)の登場です。
ポリカーボネートやレニー、ピークなど様々な素材があります!
ピークはスーパーエンプラの中でも最高レベルの耐薬品性!(ミニロボに必要ない)
レニーはポリアミドMXD6を主成分とするポリアミド樹脂系成形材料!(何それ)
なんだかカッコいい素材です!(そこ
純正ネジの数分の1の重さのネジが手に入るなら、それはそれは軽量化の強い武器となるでしょう。
エンジニアリングプラスチックの世界もとても面白いので、いろいろ調べてみると夏休みの自由研究で一歩リードできます。(たぶん)
問題は近所で売ってないことと、強度的にどうなんだということ。 後者は大きな問題です。 鉄のネジと比べるのはどうかと思いますが、エンプラネジではレニーが最強クラスでしょう。 耐熱や破断性能が高くて、値段も高くて(笑) 重さも実はあまり変わらないとかでは全く意味がないので、悩みどころはここからです。
ミニロボの中で、強度が必要な部分とそうでない部分があると思います。 使い分けが大事です。 ポリカのネジは超軽量ですが、普段の力で締めるとネジ切れてしまいます。 外装パーツを止める程度の用途でしか使えないかもしれません。
モーターの固定やギアボックスは強度が必要です。 あきらめてそのままにしておくのがよさそうです。 ユニバーサルプレートは使い方によってはエンプラネジでもいけるかも!?
いろいろ検証してみたいところです。
レース仕様なら割り切って超軽量で組んでみても面白いかも・・・ どれくらい速度に影響があるのかわかりませんが・・・(加減速は速くてもトップスピードには影響がないと思われるので実は意味がない疑惑)
そもそも軽量化している皆さんは、ネジ1個変えるくらいなら外装のどこかを削った方がいいと思います(元も子もない話)
全体の重量に対する重さの割合が比較的少ないので、効果は低い&弊害も多いとは思いますが、どうせやるならとことんやりたい人には素材を変えてみるというのも面白い改造だと思います。
手持ちの怪しいナイロンネジたち・・
こんな話からでもミニロボに興味を持ったり、将来ネジ屋さんになる人が出てきたらうれしい限りです。 あらゆる工業製品を支える超大事な部品です!!
*こんなのも面白い”東日トルクハンドブック”
注:ミニロボの強さとは全く関係ありません。 練習しましょうw
minirobo tech lab.
minirobo technical laboratory略してミニテク ミニロボをもっと身近に、もっと楽しく、そしてミニロボでもっと学ぼう!をテーマに、ミニロボの面白さを発信していきます!
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