ミニロボの普及について考えてみた

大人視点での考察なので賛否両論あるかと思います。

たくさんご意見いただけると嬉しいです。(長文ですいません)


現在の主な普及活動

・公式サイトからの情報発信:見た人

・ミニロボプラザでの情報発信:来た人

・学校での情報展開:知った人

・コミュニティ誌やイベント誌での紹介:見た人

・ま・あ・る、る・く・るでの情報発信:来た人

・TV、新聞等のその他メディアによる発信:見た人


そこそこ反響はあるものの、影響範囲が限定的だと思っています。

比較的、大人に知らせる手段が多い気がする。

(ミニロボもコンバージョン率が測れるともっと次の手が出てきそうなのですが)


基本的には、

偶発的に、”見た、訪れた、知った”人が来るパターンと、

能動的に、上記のパターンの場合の二つに分けられて、

前者の方がコンバージョン率が低いと考えられるので、

”偶然”を”必然”に押し上げるリーチの広さと、”見た、知った”という受動的要素を、”見たい、知りたい”という能動的行動につなげていけたら効果がありそうです。


そこで(ここからが本題)

A:リーチを広げるにはどうするか

B:ミニロボへの興味をどうやって惹くか

の2点に分けて考えてみたいのですが、あまりにも考察する観点が多いのでちょっと一人でやるのはしんどいです・・・

なので、少し的を絞って考えます。(ずるい)



いつものゴールデンサークル理論で考えてみると、

①Why:なぜ伝えるのか?:ミニロボをもっと世間に知ってもらいたい(ユーザーを増やしたい)

②How:どうやって伝えるのか?:Web、プラザ、CM等で宣伝

③What:何を伝えるのか?:ミニロボの面白さを伝えたい

のようになると思います。

②はAの部分です。

今の手段は、目的を達成するために最も適した手段であるか?

③はBの部分です。

"伝えたいこと"と"伝えるべきこと"は違う。何を届けてどう感じてもらうのが良いのか?


さて、小難しい話になってきましたが、”目的のために目的を問う”という原点を忘れずに活動すればぶれていくことはないので、これを頭の片隅に置いておきます。






何をどう考えようとも、主役は小学生なのでそこを中心に考えていくべきかなと思いますが、大人(教師)から子供へミニロボの面白さを伝えるのは難しいと思っていて、そこはドリーム教室が担っていると考えます。(超重要)


先生からミニロボのチラシを配られるのは、授業の最後にお家の人に読んでもらうたくさんのプリントと一緒に持って帰られるパターンが多いと予想すると、

(机の中でくしゃくしゃになっているパターンもあると思います|д゚)


知らせることはできるが、知りたいと思わせるにはちょっと不十分です。(Bの課題になる)

見ただけで子供の興味を惹く作りになっているかはチラシ側の問題なので今回は割愛。



*友達連れてきた!と言ってミニロボプラザに来てくれる子もたくさんいますが、実は同じ学校でミニロボやっていたという、後から知るパターンの方が圧倒的に多い予感です。




で、

いや、ちょっと待て

主役たちの横のつながりはどうした。 (と、思ったのが今回のきっかけ


ミニロボ面白いんだよね!一緒にやろうよ!!

と、言われても、

ミニロボが想像できない・・・ サッカーロボットだということと、改造が超楽しいのは話として出ると思いますが、聞いた側はイマイチ通じないと思います。

(そして、家に帰って調べるにも、おそらく家に帰るころには忘れているという・・・


いつも一緒に遊んでいる友達がミニロボの話を楽しそうに学校でする。

これは興味がわかないわけがない。

(ロボットに興味があるかどうかは別として)


でもよくわからないし、両親にまず伝える必要がある。(きっとお金もかかるだろうし)


いかにそれをやってみたいか、楽しそうなのかを伝えるところが最初のハードルで、

次に、体験するためにはミニロボプラザに連れてってもらうことが必要です。




若干反則級というか多分に大人の事情が絡む部分ですが、、

ミニロボのキーホルダーなどをミニロボプラザや大会に参加した子に配布して、ランドセルにつけてもらったらどうだろう。 

宣伝活動をする必要はなくて、ただ着けてもらうだけです。(ステルスマーケティングに該当?するので非常に賛否あるところがこの案です)

きっと学校で、なにそれ!ってなると思うんですよね。

あとは学校に持って行けるようにミニロボの鉛筆やメモ帳を大会の副賞として渡すのもいいと思っています。

(メモ帳には公式サイトのQRを付ける)


何としてでも学校で得た情報を家まで持って帰ってもらおう・・・

(子供は忘れなくても、親は忘れるのでw 目に見える何かが必要


*大会の缶バッジは取り付け対象が布なので、ランドセルには着かないという欠点が、、



たくさんの子供たちの目に触れるようにする→子供が興味を持つ→親に伝える→親が調べる→問い合わせる、ミニロボプラザに行く・・・ という流れがもっと多くなれば(要はどうやって大人を動かすか)、その後はBの課題になるわけです。


風が吹けば桶屋が儲かる的な感じですが、そもそももっと風を吹かせないといけないので、あちこちで風を吹かせたいところです。



つづく。




*個人的なアイデアとして

・ミニロボプラザ以外の(人が通る)場所にデジタルサイネージを設置して積極的に宣伝を展開

 →むしろIAIスタジアムに常設でいいと思うのですが

 →サッカー好きにリアルサッカーとPS4のゲーム以外に選択肢を持たせよう


・ミニロボの形を模したメモ帳にQR+ARでミニロボが走ってきてシュートするところが見れるというアプリを作る(とても作りたい)

 →帰ったら両親に見てもらうこと(だけ)でミニロボのことが伝わる

 →誰でもすぐに動きが見れる&CMも流せるので効果抜群の予定

 →同じメモ帳でも毎月見れる動画を変えることもできる

2コメント

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  • wing3298

    2017.09.12 00:50

    @Yo今はまだ、LLPの向かう先(例えば手探りの部分)において選択肢の幅を広げたり新しいアイデアで刺激を与えられればいいなと思っている段階で、企画のもっと前の工程だと思っています。 普段の仕事のせいなので、完全に職業病ですw 親たちもインフルエンサーになって普及活動支援をするのがいいと思いますが、まだどうするといいのか答えまで行きついていません、、 Yoさんの活動も他の誰かが簡単に真似できるレベルではないですし、それぞれが自分の強みで活動の輪を広げていければいいと思っています。 このあたりの話はまた別エントリで書きたいと思います。 そしてN倉さんさすがエンジニア! 対戦表は表計算ソフトで十分いけますね。 次回の進行が非常にスムーズに進みそうです(楽しみ)
  • Yo

    2017.09.11 12:45

    ちびパパ wing3298さんの新しい発想に驚きました。 もう視点は趣味を超えて社外コンサルタントですね。 ぜひこの熱意を維持して欲しいです。私もwing3298さんを応援します。 wing3298さんは、まずどんな事を皆さんに望みますか。 リクエストがあれば、手をつけやすい所から活動開始します。 私は初心者やプラザに立ち寄った方に、改造後のミニロボを貸して操作体験してもらっています。 買いそうな方には原価と実際の価格の差を伝えつつ、家で遊べるように2台買うよう勧めてます。実際に2台買う人は今まで何人もいました。 改造している子には、その子の要望に沿うよう一つ改造の効果を持ち帰れるようにサポートしてます。 先日、ユーザー企画のランダムな対戦をするとき「アプリ」の話がありましたが、 何とN倉パパが自作で表計算ソフトを開発してくれました!!! 参加者の名前さえ入力すれば一瞬で何通りもの対戦表が出来る上に、得点入力すれば自動で各自の勝ち星が計算されるスグレモノです。 僕には絶対作れません。 清水駅前験者でやった試合当日に、商店街でもよく通る声で点呼をしてくれた子も才能ですよね。 色んな特技を持ったユーザーが多方面から盛り上げてゆけるといいですね。 他にも「私はこんな事できる」「こんな改造を思いついた」「こんな宣伝が出来るけど、どうかな」「こんなイベントしてみようか」という方、情報お待ちしています。

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