静音化を考える

あ、別に夜中にみんなを起こさず練習したいからってわけではないですよ?



もう少し静かでもいいのではないかと思うミニロボですが、

音源の主なものはギアボックスです。

(ジージー音が出たほうがロボット感ありますが)


モータは、素の状態だととても静かです。

ギアボックスににねじ止めすると突然の轟音!

共振しているからでしょうかね、、


写真はないですが、モーターの取り付けをネジ2本にしてみたり、厚さ1mmのシリコンシートを挟んで固定したりしてみましたが、あまり大きな効果はありませんでした。

ギアボックスが金属だったらもう少しおとなしかったのかな・・・・

とにかく、モータの振動が音になって共振・共鳴してしまうんです。


そしてもう一つ、

ギアの厚さとギアの形状です。

クルマのトランスミッション(MT)は、ヘリカルカットと言って、ギアが斜めにカットされているんです。 歯と歯の接地面が増えるので音が静かになります。

半面、力のかかり具合はロスが出るので、レース用のクルマはストレートカットと言って、ミニロボのようにまっすぐギアがカットされています。 うるさいです。(個人的にはいい音です) でも力は100%伝わります。



ミニロボのギアをヘリカルカットにするのはコスト的に大問題どころか強度も加工もだいぶ心配ですので実現はしないでしょう・・(意味ないし



で、じゃぁどうしたものかと思案しているところですが、

ギアの厚さを増すとか、バックラッシュ(かみ合わせの遊び)をなくすとか、加工精度を上げられれば対策ができそうなものもあります。

ギアの枚数を減らすという禁断の大技もあるのですが(実験中)

*1枚減らしは未確認、2枚減らしは簡単なのですが減速比が足らずに超高速仕様(トルクがほとんどないので走らない感)になってしまいそう・・・


今のところグリスをたっぷり塗るくらいしか方法がありません。



あとは、ギアボックスの密閉性を高めます。 事前にケースのゆがみを補正したり、無駄な穴を塞いでおくことでだいぶ違ったように聞こえるはず。


最後はギアのブレをなくすようにします。 車軸通したりするあれです(加工が難しいのでお勧めしませんが)



そして、そして、先日発見したこと。

車軸のブレを軽減するためにミニロボプラザでワッシャーを入れてもらっていたのですが、

これのおかげでギアのかみ合わせ幅がさらに半分くらいに! ただでさえ薄いのに、かみ合わせが悪くなる場合があることが発覚しました。 抜いたら軸はぶれるが音は静かに・・・


えーーーーーーー・・・・ orz


音もなく静かに速いミニロボ・・・・ 全然強さとは関係ないですが、どうせなら静かなほうが強そうに見える・・・かも。




今度静かなミニロボを見かけたら見せてもらおう。


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