重量バランス再考

一番重い物は一番下に置くのがセオリーです。
ミニロボでは電池ボックスです。
ノーマルは縦置きなのでコンパクトにまとまっていますが、重心が少し高いです。(非常に微々たるものですが)
今回は今一度この重心問題を考えてみます。


重たいものは車軸より下に置きたいですが、ミニロボでは電池以外に持って行きようがありません。 幅広にしてモーターを下に持ってくることはできますが、レイアウト上のメリットがあまりない感じです。 キックのためのモーターは下げられないし、、、


ノーマルでできる簡単な方法は以下の通り

縦置きの電池ボックスを横にしてみます

モーターを左右とも上側に付けることで可能になります。 下に空いたスペースに電池ボックスを横置きします。 なお、このままだと非常にメンテナンス性が悪くなりますので、バックパネルに穴をあけて、電池の出し入れを後ろ側にするのが吉です。いや大吉です。

良い子は少し加工して対応しましょう

(電池ボックスの分だけ基板が上に上がるので軽量外装にしないと入りきらないかなー)



で、ここで気になるところがあります。

皆さん、電池ボックスは横置きにしても、↑の写真のようにノーマルシャシーの上に載せているひとはいないのではないでしょうか?? ユニバーサルプレート1枚分下に下げている例が多いように見えます。 そうすると鉄球も使えないのでひと工夫必要です。

ぎりぎりまで下げるなら良い方法かもしれませんが、プレートの加工が必要なのと、ネジが多くなるな・・・・

公式ブログにもありましたが、テフロンテープで滑らせる方法が鉄球の代わりになりそうです。 ただ、擦るより擦らない方がいいに決まってます。 重心をできるだけ下げつつ、でも擦らないもっといい方法はないものでしょうかね。


なお、電池ボックスを横置きにすると、機体の前後移動方向(ピッチング)が抑えられます。 駆動輪2輪に前後の補助輪という構成なので、無駄なく前後移動するには理にかなっている気がします。

最初から横置きにしなかったのは・・・いろいろ大人の事情があるのでしょうw




さて、モーターを両側とも上に移動し、電池ボックスを下に移動したプラスマイナスの重量差はどれくらいなんでしょう? そこまでするメリットがあるのかどうなのか。 幅広にするとスペースができるので、縦より横でしょってことになりますが、強い人がみんなそうかというとそういうわけでもなく、あえて縦置きで行く場合もあるのではないでしょうか。 回転軸の真ん中にあれば上に伸びても実は悪影響が少なかったりして・・・・


ギアボックス(モーター込み)+タイヤをシャシーに取り付けただけの重量は、その他の重量のおよそ2分の1になります。 電池ボックスをシャシー側に付けると、だいたい同じくらいの重さになります。

全部で200gもない機体の中で重量配分を考えても、実は運動性能には大きく影響しないんじゃないかなんて思っていましたが、モーターの出力があまりにも小さいので無視できない感じです。


もっとうまく配置できればトラクションもかけられてせっかくの重量物をうまく使えるんじゃないかと思っていますが、なかなか答えが出ないところです。(その前に練習しろって話ですね)


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