そういえば
新しい外装が気になるところですが、
これを作っているソフトはSolidWorksという3Dモデリング可能な業務用のソフトウェアです。
お高いアプリですが、仕事なので高い生産性が必要です。
これさえあればあんなものやこんなものまで作れてしまいます!
ですが、私はソフトウェアエンジニアなので、このように物理的に視覚化されたモノを作るわけではないため、ハードウェアの設計に比べたらはるかに難易度が高いです。(なんだか失礼な表現)
複雑さレベルを辛さで表現するとブレア氏の午前6時(デスソース)くらいです(とてもわかりにくい
常に複雑さと闘っているのがソフトウェアエンジニアです。
(自ら複雑にしてしまうことも可能ですが普通はやりません)
ハードウェアの設計者だって、ソフトウェアエンジニアが作ったソフトを使って設計するので、ソフトウェアはとても大事です。
・・・いや、そういう話をしたかったわけではなくてw
設計(Design)する作業とは、とてもクリエイティブです。
作曲家や小説家と同じだと思ってください。
0を1にする仕事なので、他の職業とは少し扱う領域が異なります。
何もないところから何かを生み出すエネルギーや発想力、創造性が必要とされます。
覚えればできるレベルではなくて、ある程度適性があるのも事実です。
特に、抽象化して物事をとらえたり、それを具象化して考えたりすることを頭の中で何回も行ったり来たりします。
夢+想像×発想×創造=設計
最近では小学生でもプログラミングの勉強をすると思いますが、プログラムそのものを覚えることよりも、将来大人になってからコンセプチュアルスキル(知識や情報などを体系的に組み合わせ、複雑な事象を概念化することにより、物事の本質を把握する能力:具体的には論理思考力、問題解決力、応用力など)を試される時がやってくるので、その前準備の訓練としても重要です。
プログラミングそのものが好きになったらぜひソフトウェアエンジニアリングの世界へ来てください。
そうでなくても、あらゆる職業で役に立つ(なのにあまり教えてもらえないし鍛えることが難しい)ので、頭が柔らかいうちに積極的に取り組んでいくといいと思います。
で、ミニロボに話を戻して、
皆さんがミニロボを組み立てるときに見る取扱説明書、あれはミニロボの設計図です。
正確には、組み立て手順書ですが、ミニロボがどうやってできているかがわかる簡易設計図として見ることもできます。
本当にミニロボを作る設計図は、寸法や形状がより細かく記載されていて、門外不出です。
そこにはたくさんのノウハウが詰まっているので大抵は企業秘密です。(流出したら誰でも同じものを勝手に作ることができてしまいます)
設計したあとの成果物(設計図)はとても大事なものです!
パーツの3Dプリンタ用設計データがダウンロードできるとかそんなサービスが始まったらワクテカすぎて寝不足になること間違いなしです。
身近なところでは、ノーマルから幅広にするとき、設計図を描いたりすると思います。 図ではないかもしれませんが、ユニバーサルプレートをどうやって切ろうか考えて、どこに何を取り付けるか最初に検討すると思います。 それが設計です。
実は無意識に設計をしていることは身の回りでも存在しています。
それを体系立てて覚えたりテクニックを覚えたりすることで、より複雑な設計や、製造することを考えた設計、使う人のことを考えた設計と、誰のため何のためという目的を持った設計ができるようになってきます。
設計する。という仕事はどんな分野でも面白いですよ というお話でした。(とりとめがない)
この話は終わりがないのでこの辺でおしまいにしておきますが、ま・あ・るでも設計者になる体験はできないと思うので、ミニロボを使って設計の面白さを伝える方法についても少し考えていきたいと思います。
minirobo tech lab.
minirobo technical laboratory略してミニテク ミニロボをもっと身近に、もっと楽しく、そしてミニロボでもっと学ぼう!をテーマに、ミニロボの面白さを発信していきます!
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