さて、昇圧基板が発売される前は、速くする手段が軽量化くらいしかなかったわけですが、今でもどれくらいの意味があるのか考えてみたいと思います。
*その1ではどこをどう軽くするのか編、その2では何が何gなのか編
ミニロボの重量はおよそ200gです。
そもそも軽いので、ここから10g減らすとどれほどの効果があるのか!? よくわかりません。
人間の体重レベルで10g軽くするには・・・Tシャツ1枚脱いでも100gは軽くなりそうです・・・ しかもそれで50m走のタイムがよくなるわけではありません。
ですが、ミニロボはそもそも200gしかないので、全体の重さに対する軽量化の比率は10gでも非常に大きいものとなります。
200gのうち10g=60㎏のうち3kg! 3kg痩せたらフットワーク良くなりそうですね!
ってことはですよ、かたが10g、されど10gなわけです。
軽量化バンザイ!
軽量化には目的が必要です。(大人目線)
軽くした弊害は強度不足と接地面圧の低さ(グリップ力不足)につながります。
ぶつかって壊れない程度を考えれば、ミニロボの外装パーツは骨抜きレベルでも大丈夫な感じはありますが、、(肉厚だしね)
ここではあえて、意味のあるような軽量化を考えてみたいと思います。
重いものは下にあるほうが良いというセオリーに倣うと、軽量化は車軸より上のものが対象となります。 って全部ですね・・・ ミニロボはカッコいいことが大前提なのでとにかくかっこよく肉抜きしていかなければなりません。 鳥かごの中になんかモーターと電池があるっていうのはナシです。
ロボットに見えるようにしてください。
そんなわけで、手っ取り早く軽量外装に換装してみましょう。 これで20gくらいは軽くなります!人間で言うと6kg!でかい!
基本的には軽量化の対象は、外装とユニバーサルプレートの2点に絞られてくると思います。
その他は必要最低限のパーツで削るところもないですね(電池ボックスを穴だらけにする手もありますが、せっかくの構造物なので強度アップに利用するほうが得策だと思います)
*ケーブルを短くするとか、基板の角を削るとか、言い出せばきりがないですが効果が少ないので最後の手段です
ノーマルでは無駄にユニバーサルプレートを組み込んで相当な強度を誇っていると思います。 これを極限まで減らします。
ここは皆さん工夫されているところですね
意外と強度が保てるので、思い切ってばっさり行きましょう。 失敗しても300円で予備が買えます。
まずはギアボックスの上、高いところから軽くします。 重心が低くなるほど運動性能が高くなるので、下からよりも上から軽くするのがセオリーです。
軽くする方法は肉抜きが基本なので、カッコよく削ります。(ぜんぜん具体的じゃない)
丸く抜くのが強度的には有利ですが、さらに大小織り交ぜて開けてデザインすると最高です(あまり見かけない)
四角く抜くのは軽量化の点では良さげですが強度不足にならないように工夫が必要ですね。
シビアではないのでカッコよく(しつこい)なれば大丈夫です。
minirobo tech lab.
minirobo technical laboratory略してミニテク ミニロボをもっと身近に、もっと楽しく、そしてミニロボでもっと学ぼう!をテーマに、ミニロボの面白さを発信していきます!
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